「もっと収益を増やしていきたい!!」
会社や事業でビジネスを行っている人は誰もが考えることでしょう。
しかし、
「今やっているビジネスモデルは、すでに世の中に飽和している気がしするし、このままシェアを広げるのはなんか違う気がする…。」
「だから、自社だからこその事業で収益を増やしていきたい!!」
このように感じる人も多いと思います。
そう感じている経営者や新規事業担当者に向けて、新規事業を考えたい時におすすめの書籍やアクションなどをご紹介します。
新規事業開発のメリットとデメリット
新規事業の開発には大きなメリットがありますが、それと同じようにデメリットも存在します。
何事も表裏一体、収益を増やすためには難点を克服する必要もあります。
ただ、前もってデメリットを知っておけば、いざ新規事業を立ち上げるという段階になっても慌てずに済みますし、対応するための準備も可能になります。
そこで、新規事業開発のメリット・デメリットを詳しく見てみましょう。
新規事業開発のメリット
新規事業開発の最大のメリットとして「競合がいない」という点が挙げられます。
自分たちならではのビジネスモデルなだけに、競合他社が存在せず、値段も自由に決められます。
その結果として利益も出やすいので、収益が思ったように上がらず伸び悩んでいる経営者の皆様にも、これから新規事業を立ち上げようとしている人にも恩恵があると言えるでしょう。
新規事業開発のデメリット
メリットばかりではなく、新規事業開発には「人から共感を得にくい」というデメリットも。
新しい事業な分、そのサービスや商品を見た人から「この商品はいいものだ」と理解して貰えるまでに時間がかかってしまいます。
その事業の価値を理解して貰うためには、継続して価値を訴求するという根気も必要です。
その点で言えば、競合の多い事業・商品はそれほど説明は必要ではありませんが、前述した通り収益は上げにくくなります。
ビジネスモデルを考えたい時のおすすめ書籍
ビジネスモデルを何もないところから考えるのは大変ですよね。
ここでは、ビジネスモデルを考えたい時におすすめの書籍を紹介します。
気軽にビジネスモデルを考えたい方におすすめ!
- さまざまなビジネスモデルを知りたい
- 自分の持っている商材を組み合わせられるビジネスがないか知りたい
上記のように、なにか新しいビジネスモデルのアイデアが欲しい人には、「知識ゼロでも今すぐ使える! ビジネスモデル見るだけノート」がおすすめです。
こちらは、大企業のビジネスモデルの優れた点や、次世代スタートアップ企業のビジネスモデルの注目ポイントなどを、イラストも交えてわかりやすく紹介している書籍です。
新規事業開発を検討しているけれど、どんなビジネスモデルがあるのか一先ず知っておきたいという、気軽にチェックしたい人にぴったりの書籍と言えるでしょう。
より深くビジネスモデルを考えたい方におすすめ!
より深くビジネスモデルを考えたいという人には「ビジネスモデル・ナビゲーター」がおすすめ。
スイス・ザンクトガレン大学のガスマン教授が成功企業のビジネスモデルを分析した結果、55種類のパターンに分類できると突きとめました。
55の勝ちパターンを学び、パターンを組み合わせることで、新しい新規事業開発のアイデア出しに繋げられます。
この書籍を深く読み込み実践していけば、あなたの事業開発に大きく貢献することでしょう。
新規事業を考える時のポイント
「普通が何か?」を言語化し、その逆を考える
新規事業を考えるなら、まずは「普通とは何か?」を知り、言語化するのが先決です。
「普通=一般的にはこう言われている」というポイントを言葉で伝わるよう言語化することで、一般的なものと真逆な主張を使用した逆張りができるようになります。
世の中で話題になる事業は、この逆張りから生まれたものが大半です。
逆転の発想を生み出せれば、世間的にも「面白い」と思われる提案ができるようになりますよ。
参考事例「越後謙信きき酒マラソン」
逆張りの参考になるのが「越後謙信きき酒マラソン」。
新潟県にある上杉謙信公の居城として有名な春日山城で開催されるイベントで、「日本一ゆるくてハードなファンランイベント」と銘打って行われています。
このイベントの何が面白いのかと言うと、
- タイム計測も順位付けも一切なし
- ゆるーく楽しむのが正しいルール
この2点です。
マラソンと名前にあるのに何も競わず、ただ楽しむのがルールと聞けば、気になって参加してみたくなりますよね。
私も日本酒が好きなので非常に気になっています。
持っている資源を洗い出そう
新規事業を開発する際、「新しいことを学んでからアクションを起こす」ことからはじめると、時間もコストもかかってしまうものです。
また、すでにその分野で事業展開している先駆者には到底かないませんし、収益も微々たるもので終わってしまう可能性もあります。
それを踏まえて、資金繰りに問題がなく経営判断として行うのなら大丈夫ですが、できればそれは避けたいところ。
ここでよく考えて欲しいのが、「全ての会社・事業者の方には、すでに持っている資源がある」という点です。
- これまで経験したこと
- これまで学んだこと
- 習得した知識・スキル
- 持っている人脈
- 持っている機材
これらの資源にビジネスモデルのアイデアを加えれば、想像以上に稼げる事例というのは山ほどあります。
場合によっては、「現在、息を吸うように自然とやっていることが収益になる」という発見をする場合もあるかもしれませんよ。
まとめ
新規事業は共感が得られにくいというデメリットはありますが、競合がおらず値段も自由に決められるという大きなメリットもあります。
新しいビジネスモデルを学んで組み合わせたり、普通とは全く違う逆張りの考え方で提案すれば、「面白い」新規事業が思いつくかもしれませんよ。
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