社員のやる気を向上させるモチベーションマネジメント施策と実例をご紹介

もっと従業員のやる気を引き出したい!とは思うものの、何からやればいいかわからないという人は多いと思います。

 

積極的に関わろうとしても空回りしてしまったり、やる気を出してくれたのに、またすぐになくなったりなどもよくある話。

 

しかし、適切に対応すれば、驚くほどやる気を出してくれるものなんです。

 

この記事では、誰でもできる、従業員のやる気を引き出す方法をご紹介します!

 

 

 

採用が何より大事!

 

 

従業員のやる気を引き出すのは非常に重要です。

 

しかし、その前の段階、「採用」が何より大事だと理解できている人は、残念ながらあまり多くありません。

 

もちろん、どんな人材でも採用してから育て上げれば、会社にとって有益な存在になり得ます。

 

とはいえ、しっかり見極めて会社に合った人を採用すれば、高いモチベーションを維持して働いてくれますし、業務効率も捗りやすくなります。

 

では、採用する際のポイントについて解説します。

 

 

会社の理念・方向性に合っている人材かどうか?

 

採用する際、真っ先に気をつけたいのが、会社の理念や方向性にその人が合っているかどうかです。

 

合っている人であれば、やる気を引き出しやすく、業務へのモチベーションも高いまま維持してくれます。

 

しかし、会社が欲しい人材と真逆の思考をしていたり方向性に食い違いがあったり、理念に共感してもらえなかったりすると、採用した後からトラブルになりかねません。

 

また、当人の仕事に対する、やる気の維持も難しくなってしまうでしょう。

 

 

会社のブランディング(雰囲気)に合っている人材かどうか?

 

会社の雰囲気と合っているかどうかも軽んじてはいけないポイントです。

 

雰囲気が合わない人を採用してしまうと、社内の空気が悪くなってしまう恐れがあります。

 

また、対外的にも浮いた存在だと見られてしまい悪目立ちしてしまう可能性もあります。

 

 

会社がほしい才能や強みを持った人材かどうか?

 

会社が欲しいと思っている才能や強みを持っているかどうかも非常に重要です。

 

たとえば、営業に強い人材が欲しいと考えているのに、事務仕事に特化している人を採用しても望む成果は得られません。

 

採用する際は、「どういう才能を持った人が欲しいのか」「どんな強みを持っている人が魅力なのか」をきちんと把握しておきましょう。

 

 

主体的に動くパッションを持っているかどうか

 

指示を待つだけの受動的な従業員は、どれだけやる気を引き出そうとしても難しいものです。

 

人材を採用する際は、主体的に動けるパッションを持った人を選ぶよう心がけましょう。

 

 

 

個人の目標やライフプランとの関係性をつくる

 

 

従業員のやる気を引き出すには、外部からの働きかけも必要です。

 

しかし、当人の内面にもしっかり目を向けないと、やる気を出そうとしてもなかなか出せないもの。

 

では、従業員のどういった点に着目すればいいのかを見てみましょう。

 

 

どんな人生を生きたいと思っているか?

 

個人の内面に目を向ける際、まず把握しておきたいのが「どんな人生を生きたいか」です。

 

自分の人生をどのように過ごしていけば充実した人生だと言えるのかを、自分で深く理解していないと物事に対してのやる気は出せません。

 

人生観をしっかり理解していれば、望む人生を生きるために今なにをすべきなのかが分かるようになります。

 

 

どんなキャリアプランを描いているのか?

 

仕事をしていく中で、どのようなキャリアを形成していきたいのかも重要です。

 

キャリアプランを明確にしていれば、到達したいキャリアに向かって必要なことが分かります。

 

 

1年以内にどのようなスキルアップを目指しているのか?

 

大きな目標を知ることも大事ですが、期限を区切った目標も大切です。

 

1年以内にできることや、どんなスキルを伸ばしたいかなどを整理し、期限内に達成できる目標を設定するようにしましょう。

 

 

 

やる気を引き出す具体的な進め方

 

 

採用もしっかり行い、個人のライフプランや目標が分かれば、やる気を引き出す下地ができました。

 

ここでは、やる気を引き出す具体的な内容について紹介します。

 

 

スモールステップで自信を育てていく

 

目標を立てる際、大きすぎたり明らかに無理だと分かるものだったりすると、従業員はやる気を失います。

 

目標設定する場合、少しずつ目標を達成して成功体験を積み上げていけるよう、スモールステップの目標設定をしていくことが重要です。

 

 

フロー理論活用で、行動力を引き出す

 

フローという言葉を聞いたことはないでしょうか。

 

アスリートが極度の集中状態に入り、普段以上のパフォーマンスを発揮できる状態をゾーンやフローと呼びます。

 

仕事でも、時間を忘れて没頭し、気が付けばびっくりするほど時間が過ぎていたという経験を持つ人も多いでしょう。

 

このフロー状態に入るための条件をまとめて提唱したものが「フロー理論」です。

 

その条件とは

  • 目標が分かりやすい
  • 上手くいっているかどうかが分かりやすい
  • 高すぎず簡単すぎない目標設定
  • やるべきことに集中できている
  • 普段とは違う感覚を感じ取れる
  • 主体的に取り組めている
  • やるべきこと以外は目に入らなくなる

これらを意識的に取り入れればフロー状態に至りやすくなります。

 

行動力を高めるために、このフロー理論を活用してみましょう。

 

 

目標の振り返りをして適切な報酬、次の目標設定へ

 

従業員が目標を達成したら、しっかりフィードバックしてあげましょう。

 

目標の振り返りをした上で、それに対する適切な報酬を提示します。

 

こうすることで、従業員は達成感が得られてやる気に繋がっていきます。

 

そして、次の目標を設定し、さらなる成功体験を積み重ねさせましょう。

 

 

 

適切に対応すれば従業員のやる気は引き出せる!

 

 

従業員のやる気を引き出すためには、本人がどういった意識を持っているのかと、周囲がどう対応するかが重要になります。

 

適切に対応すれば従業員のやる気は引き出せるので、この記事で挙げた内容を参考にして、ぜひチャレンジしてみてください!

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